打撲 ~セルフ整体~

《セルフ整体》

打撲


打ち身で問題になることは、子供でも大人でも打ち身が原因になって慢性の病気を起こしていることが少なくないということです。


胃や腸が弱いとか、リュウマチになったとか神経痛になったとかいうのを始め、いろいろな体の故障が打撲の影響によることがあります。


打ってすぐに悪くならないから直接打撲の影響だとは思わないけれども、

野口先生は、

「熊でも虎でも病気になって死ぬのはたいていは打撲の影響で、動物が死ぬのでも半分以上は打撲が原因だと考えてもいいくらいです」とおっしゃっています。


「大人でも、古い打撲の箇所を治したら、いろいろな病気が治ったということがある」と言われています。


そういう古い打ち身が原因になって病気を起こしてる場合には、腰椎一番という場処、肋骨のなくなった処の骨、腰の骨の一番上の両側が非常に固くなっています。


打撲した後、腰椎一番をジーッと押さえて愉気をしていると、ガラスの割れた角を触っているような感じのする硬結(硬い小さな固まり)があります。


だから打撲したらすぐ腰椎の一番を触ってみます。

硬くなっていれば、すぐに打ったところに愉気をします。


激しく打ってる場合には、入浴も4日間は中止します。特に頭部の打撲は軽いように思っても入浴を控えます。


一息四脈(一呼吸している間に4回脈打つ)でなければ(特に一息四脈より脈が遅いときは)緊急的な対応が必要な場合があります。

やさしい野口整体

〜野口裕介(ロイ)先生に捧ぐ〜 Facebookページ「やさしい野口整体」に宮崎雅夕先生が投稿された記事の保存版サイトです。