気力 ~野口晴哉先生語録~

《野口晴哉語録より》

気力

出来ることをやるには気力は要らない。要らないときには気力は生じない。


出来ないことをやろうとする時には、気力が要る。だから出来ないと思われたことに、できる可能性を見出だしただけでも気力はもり上がる。


出来ないことをやっていこうと決心すれば気力は満ちてくる。出来るようになったらやろうと考えると、気力は無くなる。


気力があると疲れない。厭きない。体の力は十全に発揮され、元気に行動できる。


だから体の異常は正常にかへり、眠っている部分は醒め、古くなった体にも新しい息が生ずる。


気力を保つこと程、健康を保ち体力を湧きおこすものはない。どんな回春法も保健法も、不可能にいどむこと以上の力は無い。

やさしい野口整体

〜野口裕介(ロイ)先生に捧ぐ〜 Facebookページ「やさしい野口整体」に宮崎雅夕先生が投稿された記事の保存版サイトです。