気力 ~野口晴哉先生語録~
《野口晴哉語録より》
気力
出来ることをやるには気力は要らない。要らないときには気力は生じない。
出来ないことをやろうとする時には、気力が要る。だから出来ないと思われたことに、できる可能性を見出だしただけでも気力はもり上がる。
出来ないことをやっていこうと決心すれば気力は満ちてくる。出来るようになったらやろうと考えると、気力は無くなる。
気力があると疲れない。厭きない。体の力は十全に発揮され、元気に行動できる。
だから体の異常は正常にかへり、眠っている部分は醒め、古くなった体にも新しい息が生ずる。
気力を保つこと程、健康を保ち体力を湧きおこすものはない。どんな回春法も保健法も、不可能にいどむこと以上の力は無い。
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