スローモーション体操 ~セルフ整体~
《セルフ整体》
スローモーション体操
(骨盤の可動性を取り戻す体操)
月経不順、月経痛など骨盤の動きが悪いために起こる女性の体質改善におすすめする体操です。
妊娠しにくい女性がこれを毎月月経の終わった日または翌日に一度だけ行うことで、妊娠された方が多くいらっしゃいます。
また、産後この体操を行うことで、出産後肥満になったかたが元に戻ったり、更年期の不調も改善します。
月に一度だけ月経の終わった日に行うようにします。
やり過ぎると骨盤は逆に動きが悪くなりますので、ご注意下さい。
①足を(腸骨の幅に)少し開いて立ちます。
②開いたら、踵はそのままの位置を保ち、足先を一杯に外側に開きます。手はダラリと下げて意識しません。
③そのまま徐々に、「41秒」かけて前屈みにならないように、まっすぐしゃがんでいきます。
その名の通りスローモーションで、
元に戻る時も「41秒」かけて行います。
④いったん足を平行に戻し、
足先を左右の足の親指先端が触れるまで、内側に閉じます。
そのまま徐々に「41秒」かけてしゃがんでいきます。
途中から膝がくっついて、とてもしゃがみにくくなりますが、しゃがんでいくつもりで41秒続けます
また「41秒」で元に戻します。
※体の他の部分は力まないで、緩めたまましゃがんで立ち上がります。
体を前傾しないでなるだけ垂直にしゃがんでいくように努めます。
⑤最後に腸骨の幅に戻し、直立で体を前傾させていき41秒耐えて元に戻します。
女性の心身の不調の大半は、骨盤の動きを取り戻すことで改善すると、野口先生は言われています。
膝や股関節に異常がない方は、お試しになってみて下さい。
なお、産後は、負担が大きいので、
整体指導者の指導のもと、産褥体操を行われることをおすすめします。
特にこれといった異常感もないときには、
活元運動を行っていれば
大丈夫です!
先に活元運動を覚えて下さいね。
なお、産後骨盤が揃うまでは活元運動は出ません。
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