愉快な顔 ~野口晴哉先生語録~
《野口晴哉語録より》
鏡を持ち出して自分の顔を写してみて、愉快だとか、美しいとかいう快感のある顔を自分の中に見つけるのです。
世の中が、こうゴタゴタしていますから、顔のどこかに不愉快な、つまらない顔が残っているのです。
それを寝る前に修正して、この顔がいいという顔を見て寝るのです。
そして朝起きて、この顔だったと、もう一回いい顔を創るのです。
愉快な顔を見つけて創り、翌朝またその顔を創るという、その行程を意識に教えておきますと、ふだんの顔が愉快な顔になってきます。
愉快になると、不愉快なときより体の動きが活発になってくる。
そして愉快というものが自分のものになってくる。
これを繰り返していますと、愉快に反する病気も消えていきます。
これは実行した人でないと分からないのです。余りにも幼稚で、下らないことだと思って、やらない人が多いのですが、やってみると、みんな何故だろうと思う。
体が変わっていくことも事実です。いろいろな求心的処置の中で、自分の美しい笑いを見つけるということは割合に実行されております。
写真
by Hitomi スマホ
0コメント