他人のしあわせ ~野口晴哉先生語録~

《野口晴哉語録より》

他人のしあわせ


自分が至らないから、まだ人を救えないとか、教えられないとかいう人があるが、至った人間など昔から一人もいない。

ただ至らないままに人を導き、教え、すくっていると、だんだん至る道に近づいてゆく。

他人の幸せを羨んでいるうちはその人は幸せではない。

他人の幸せを喜ぶようになると、その人も幸せになる。

世界の幸いを自分の幸いと感ぜられるようになって、

人間が世界とひとつの息に生きていることになる。

三人の幸せを喜ぶものより、百人の幸せを喜べる人は大きい。

しかし世界の全部の人の幸せを、自分の幸せと感ずることのできる人は、

どんなところに居る一人の不幸せな人にも胸を痛めるものだ。


写真

by Hitomi スマホ

やさしい野口整体

〜野口裕介(ロイ)先生に捧ぐ〜 Facebookページ「やさしい野口整体」に宮崎雅夕先生が投稿された記事の保存版サイトです。