穴追い -メッセージの質問に答えて(二)- ~セルフ整体~
≪セルフ整体≫
メッセージの質問に答えて(二)
【問】穴追いについてですが、やってもらっていたら自分の体も動いてきてしまったのですが、動いてもよいのでしょうか。
【返信】
本来は、穴追いを受けていると、自然と穴が弛む方向へ、受けている人の体も、活元運動的に動いて行きます。
活元運動が身に付くと、そういう感じになります。
ただ、通常の活元運動のような動きとは少し異なり、
追いかけてもらっている穴が、進む道を開くための体の反応としての動きになります。
ですから、追いかけている人が追いかけにくい感じになることはありません。
そして、受けている人は、同じ集注でも、リラックスしてポカンとする感じでの集注が良いと思います。
長年活元運動を続けている人同士が、穴追いの愉気を行うと、
緩やかな相互運動が起こり、二人は同じ一つの流れのなかで動いてゆき、追いかける方の体の体勢は自然と整体操法の型になって行きます。
それと同時に、受けている人の体は、自然と自分の整体体操を作り出す形になります。
ちょっと難しい話になりましたが、
これが、ロイ先生が穴追いの愉気を教えることで、私たちに習得して欲しいことの一つであったのだなと、コンサルタント研修の時に思いました。
穴追いの愉気には、さまざまな学びの要素があります。
教わって覚える学びではなく、
自分の体で体得し発見してゆく学び方の学びがそこにはあります。
余談ですが、
ロイ先生は、よく「私は覚える勉強ではなく、勉強の仕方を教えている」と仰っていました。
宮崎雅夕
写真
by H.M. デジカメ
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